たんぱく質のターンオーバー

 

今日は、たんぱく質は常に入れ替わっているというお話です。ターンオーバーとも言われます。

生物学におけるターンオーバーとは、生物を構成している細胞や組織 が生体分子を合成または分解していくことで、新旧の組織(分子)が入れ替わりつつバランスを保つ動的平衡状態のことです。

たんぱく質には寿命が存在し、常に新しいたんぱく質に入れ替わっています。

体重60kgの人であれば、1日に200-300gのアミノ酸が分解されると言われています。分解されたアミノ酸は、一旦体内に貯蔵され、必要な分は再利用、不必要な分は排出されます。

人のたんぱく質は、基本的に一定に保つように設計されています。たんぱく質を60g摂取すれば、同じ60gのタンパク質が排出されます。

排出されるタンパク質は、古いたんぱく質です。筋肉や皮膚、臓器などで利用され、ターンオーバーした古いたんぱく質が、排出され、新しいたんぱく質が利用されます。

ターンオーバーの指標として、「半減期」があります。半減期とは、その組織に含まれるたんぱく質全体の半分が分解されるのに要する時間です。

この半減期は、器官によって異なります。短いたんぱく質は0.5日で半減期を迎えます。

・プレアルブミン 2日
・皮膚 27-40日
・肝臓 14日
・アルブミン 14日
・赤血球 120日
・筋肉 180日
・骨 7年
・関節 117年

年齢によって半減期の器官は変動します。高齢者ほど、半減期が長いです。たんぱく質全体でみれば、人のターンオーバーは80日くらいだと言われます。

この半減期を考慮すれば、プロテインを始めて変化が現れる期間が分かります。

半減期の短い皮膚は、1カ月で変化が現れるのに対して、筋肉は3カ月以上必要です。

プロテインは食品ですので、即効性はありません。毎日コツコツ続けられる人が、成功を手にします。

頑張りましょう!以上です。

参考文献
・中村博範 et al. マウスのタンパク質栄養状態と体毛タンパク質合成の関係について. 川崎医療福祉学会誌Vol. 22(2),pp200-207. 2013.

たった1週間でプロテインマスターを目指すマニュアル

これまでの研究と研鑽を詰め込んだプロテインメソッドが学べる特別メルマガが今なら無料。さらに、プロテインクーポン券もGET。全て無料のお得なメルマガとなっています。